アクセスカウンタ

プロフィール

ブログ名
オモシロ総研「もっと光を!」
ブログ紹介
zoom RSS

#112 ひけるのは線だけじゃない! モノサシストの恐るべき才能

2009/01/30 10:47
日本版Googleで動画検索のサービスが始まりましたね。
これは、Google videoはもちろん、YouTubeやニコニコ動画などからまとめて動画検索できるというもの。
ブロードバンドの魅力を伝えるべく、日夜オモシロ動画を探している僕にとってはありがたいサービスですが、ちょっと使ってみた感じでは検索精度がいまひとつ。
今後の機能向上に期待したいところです。

というわけで、今回もオモシロ動画をご紹介しましょう。

ニコニコ動画に「演奏してみた」というカテゴリがあるのは皆さんもご存じだと思います。
投稿されているのは、ピアノやギター、ベースにドラムといった様々な楽器の演奏動画。
プロ顔負けの演奏から素人のヘタウマ演奏まで、意外な選曲も相まって、思わず見続けてしまう人気のカテゴリーです。

そこで、これまで誰も思いつきもしなかった意外な楽器の演奏動画が人気を集めています。
その楽器とは、なんと「モノサシ」!
そう、線を引いたり、長さを測ったりする「モノサシ」です。
まぁ、なにはともあれ、こちらをご覧いただきましょう。



「すげえええ!」「くだらねえ!」「才能の無駄使い!」「ちょっと定規買ってくる」「ミリ譜希望!」と、コメントも絶賛の嵐。
モノサシを弾いて楽器にするなんて、その発想の勝利です。

この他にも様々な曲の演奏がアップされていますが、僕のお気に入りは、このくだらなさにミョーにマッチするこの曲。



間奏部分の軽快さがたまりません。

そして、最新作では、同じくニコニコ動画で人気の馬の人と勝手にセッションしています。



この早弾きはもはや達人の領域。
テクニックもどんどん向上しているように思われます。

こうなったらモノサシ以外のものでも演奏できるんじゃないかと考えるのが表現者の向上心。
他人にやられる前に本人が様々な可能性にチャレンジしています。



まさかの「メモリー」登場に絶句です。
しかもムダに音がいい!

ここまで見せられると、いったいどうやってこの演奏が収録されているのか気になりますよね。
そんな素朴な疑問に答える動画もしっかりアップされています。



もう、至れり尽くせり!
これを見た第2、第3のモノサシストが登場する日も近いかもしれません。
それ以前に、バラエティ番組の放送作家が「面白い人がいるんですよ…」と会議でプレゼンしているかもしれませんね。

あ、そうそう、2009年2月2日をもちまして当ブログ「もっと光を!」はこちらに移転します。
移転してもこれまで通り、ブロードバンドの魅力を伝えるべく頑張っていきますので、ブックマーク変更の上、引き続きご愛顧のほどお願いします。
それではっ!
記事へトラックバック / コメント


#111 オバマ就任式にUFO出現?

2009/01/28 11:02
百聞は一見にしかず。
まずは、YouTubeにアップされたこちらの映像をご覧いただきましょう。
オバマ大統領就任式を中継したCNNの番組です。

0:22くらい、記念塔のあたりに注目して下さい。



黒い物体が右から左へすごいスピードで一直線に飛んでいます。
えっ、よく分からない?
YouTubeに、この未確認飛行物体の部分を分析した動画もアップされています。



BGMのXファイルのテーマがいかにもですねぇ。
コメント欄も大いに盛り上がっています。

鳥にしては速すぎるし、飛行機にしては低空過ぎます。
そもそも、これだけの数の観衆がいて誰も気づかないということは、現場には音も姿もなかったんでしょうか?
実は、カメラのレンズ前を虫が通り過ぎただけなんじゃないの、なんていう説もありますが、ちょっとしたワクワク感が味わえます。

最近ではあまり見かけなくなりましたが、一時期テレビでさかんにUFO特番が放送された時期がありました。
当時そうした番組を作っていた、いわゆるUFOディレクターと話す機会があったのですが、彼によると「UFO関連の動画はテレビよりもネットで盛り上がってる」んだそうです。

今や誰もがビデオカメラで撮影した映像をネットで発信できるブロードバンド時代。
ちょっと検索すれば、世界中で撮影されネットにアップされたUFOらしき動画をたくさん見つけることができます。
それらを追跡取材して信憑性を探っていくという番組は当時より作りやすくなっているのでしょう。

考えてみると、UFOや超常現象のブームは周期的に盛り上がり、その人気には根強いものがあります。
今回の動画のようにネットでUFOが盛り上がれば、テレビがそれを追いかけて、再びUFO番組が作られるかもしれません。

気の早い放送作家はもうそんな企画書を書き始めていたりして…。
記事へトラックバック / コメント


#110 オバマ大統領の就任演説で英語リスニング!

2009/01/23 14:49
オバマ大統領の就任式、盛り上がってましたねぇ。
お祭り騒ぎが好きな僕は、朝までに書き上げなきゃいけない原稿をサボって、就任式からパレードまでテレビを見ていました。

NHKに加えて民放も2局が生中継特番を編成するビッグイベント。
深夜にもかかわらず視聴率は高く、NHK(5.8%)、TBS(1.8%)、フジテレビ(2.5%)を合わせると10.1%。
記録的な注目度だったと言っていいのではないでしょうか。

リンカーンの「人民の人民による人民のための政治」みたいな後世に残る名フレーズを期待した僕には、ちょっと期待はずれでしたが、あえてキャッチーさを抑えた感じが逆に印象を高めたと言えるかもしれません。
さらに、このスピーチライターが27才で、しかもスターバックスでコーヒーを飲みながら書いたなんていうエピソードがオバマ政権の清新さをアピールするのに寄与しているのではないでしょうか。

YouTubeにはさっそく公式動画がアップされています。
ノーマル画質と高画質の2種類ありますが、高画質の方は驚くほどキレイですね。
β版の翻訳機能は高尚な演説を台無しにしてしまうレベルですが(笑)。



以前から感じていたのですが、アメリカ大統領の演説は英語リスニングの教材にもってこいの素材ですね。
俗語が飛び交う映画やドラマより語彙が分かりやすく、文法的にも正確。
スピードもそれほど速くなく、何よりできるだけ多くの人に伝えようという姿勢が、英語学習者にはありがたいです。

今、日本の出版界ではオバマさんの生声CDと対訳付きの演説集が40万部の大ヒット。
今回の就任演説も近日中に書店に並ぶようです。
生声CD付き [対訳] オバマ演説集生声CD付き [対訳] オバマ大統領就任演説

しかし、ブロードバンド環境さえあれば、わざわざそんな本を買うまでもなく、生声も対訳も今すぐ手に入ります。

生声は上記のYouTube動画でOK。
対訳は読売新聞朝日新聞毎日新聞など複数のサイトに掲載されています。
オリジナルの英語原稿と動画はホワイトハウスのウェブサイトにもありますね。

さすが、選挙戦でもインターネットを最大限に活用してきたオバマ大統領だけあって、ネットでの情報発信はバッチリ。
イラクでも、ガザでも、ケニアでも、彼の演説をネットで見ている人がたくさんいるはずです。
記事へトラックバック / コメント


#109 ハドソン川の奇跡、一部始終ビデオ

2009/01/19 08:27
旅客機がニューヨーク・ハドソン川に不時着して乗員、乗客155人が全員無事に救出された事故が様々なメディアで報道されていますが、その一部始終が記録されたビデオがYouTubeにアップされています。



これは沿岸警備隊のカメラが撮影した映像。

2:02 水しぶきを上げて旅客機が不時着
2:43 乗客が主翼の上に避難開始
5:41 近くにいた客船が救助に到着
8:00 さらに2隻の客船が到着

と、わずか数分のうちに起こった出来事が克明に記録されています。
機長がいかに適切に操縦したか、乗客がいかに冷静に行動したか、周辺の客船がいかに迅速に救助に向かったかなど、様々な事実が分かりますね。
これは、事故の一報を聞いてから駆けつけたテレビカメラでは絶対に撮影できなかった映像です。

今や、街のあらゆる場所に防犯カメラが設置されている時代。
最近では事件や事故が起こったときに、警察も周辺に設置されているカメラの映像を集めるのが捜査の重要な手法になっているといいます。
そうした映像は警察やメディアに提供されるだけでなく、今回のようにネットで広く公開されるケースがこれから増えてくるに違いありません。

かつてジョージ・オーウェルが小説「1984」の中で描いたのは、権力のカメラによる監視社会。
2009年現在、街の防犯カメラは増える一方ですが、私たちの社会はオーウェルの懸念とは違う方向に進んでいるのでしょうか?
記事へトラックバック / コメント


#108 日本のドラマ、輸出テスト

2009/01/16 11:07
正月から続いた特番体制が終わり、1月スタートのドラマがぼちぼち始まりましたね。
みなさんは今クール、どのドラマを見ますか?

僕が気になっているのは山田太一さんが最後の連続ドラマと宣言している「ありふれた奇跡」(フジテレビ系)。
去年10月クールに放送された倉本聰・脚本の「風のガーデン」に続くフジテレビの大人向け重厚路線には好印象を持っています。

実は、この正月にWOWOWで「海外ドラマ60年史〜名犬ラッシーからCSIまで〜」という特番を担当したんですが、ここ数年、特に「24」以降の海外ドラマ人気ってすごいですよね。
映画顔負けの制作費をつぎ込んでいるだけあって、スケールは大きいし、脚本もよくできています。
世界中で放送されるのはもちろんのこと、レンタルやセルのDVDも人気です。

また、最近はだいぶ落ち着いてきたとはいえ、韓流ドラマ人気も記憶に新しいところ。
アメリカにしても韓国にしても、国策としてこうした映像作品を輸出するのに力を入れているのがよく分かります。

では、日本のドラマはどうなのか?
と思ったら、ちょっと興味深い試みを見つけました。



こちらは、今月13日からYouTubeで公式配信されているドラマ「恋のパラドラ」の予告編。
新しいポイントが3つあります。

1つは5が国語(英語・韓国語・中国語・スペイン語・ポルトガル語)の字幕が付いていること。
右下の「△」マークをクリックしてみて下さい。
そもそもYouTubeにこんな機能があることを知りませんでした。
ベータ版の自動翻訳機能も精度はまだまだですが、将来性を感じさせます。

もう1つは、このドラマを制作しているのが日本音楽事業者協会(音事協)であるということ。
音事協とは芸能プロダクションの業界団体。
これまでテレビドラマの二次利用に慎重だった芸能プロダクションが自らドラマ制作と海外配信に乗り出してきたというのは驚きです。

そして最後に、これが経済産業省の委託事業による実証実験だということ。
日本のドラマが海外でどのくらいウケるか検証してビジネスモデルを探る狙いだそうです。

「実験」ですから、大物俳優が出ているわけでもなく、内容もそれなりですが、国策としての野心が感じられます。
金融危機で自動車や家電製品の輸出が厳しい中、日本の映像作品は輸出品としてどこまで支持されるのか?
ぜひ頑張ってもらいたいところです。
記事へトラックバック / コメント


#107 「テレビでネット」で変わるのは…?

2009/01/13 13:12
アメリカ・ラスベガスで開かれていた「CES」が閉幕しました。
「CES」とはコンシューマー・エレクトロニクス・ショーの略。
要するに、プロ向けの専門機器ではなく、一般消費者向けの家電見本市です。
ここで発表された新製品が数ヶ月後には家電量販店に並ぶという意味で、僕たちにとって身近なショーといえるかもしれません。

最近のこうしたイベントにはちっとも珍しくなくなりましたが、YouTubeには公式チャンネルが開かれ、現地から最新の動画レポートが続々とアップされています。

画像


家電の王様といえば、やっぱり「テレビ」。
ブラウン管に代わって登場した薄型テレビはここ数年、「液晶 vs プラズマ」とか「大画面化」とか「フルハイビジョン化」とか、様々な売り文句で進化を遂げてきました。
ちょっと前まで1インチ1万円が相場と言われていた値段もあっという間に値下がりし、2年前に型落ちの40インチを30万円で手に入れてお買い得感を味わっていた僕は、ちょっとだけ悔しい思いをしていました。

そんなテレビの次なる進化のポイントは「超薄型」と「ネット対応」だそうです。
光回線ブロードバンドの魅力を考察する当ブログとしては「超薄型」はともかく、「ネット対応」は見逃せません。
まあ、「テレビのネット対応」というお題目は今に始まったわけではありませんが、どうやら今回はテレビメーカーも本気のようです。
主要メーカーの製品にはYouTube視聴用のウィジェットが搭載されているのが当たり前。
様々なポータルサイトと提携してニュースや天気予報、株価情報などのネット情報が簡単に見られる機能が付いた新製品が続々と発表されています。
誤解を恐れずに大胆に例えれば、iPhoneのウィジェットのようにワンタッチで様々なウェブサイトにつながるイメージでしょうか。
こうした受像機が普及すると、DVDソフトやゲームと同じくらい簡単に「テレビでネット」を見られるようになるのでしょう。

僕自身の現在の感覚で言えば、YouTubeの動画や株価情報をテレビ受像機で見るのには違和感ありありです。
しかし、それは、それらのコンテンツが「パソコンで見られる」のを前提に作られているから。
テレビでネットにアクセスする人が一定以上の数になれば、むしろコンテンツの方が「テレビ用」に変化してくるに違いありません。

大画面のテレビモニターで見るのに適した投稿動画のフォーマット。
ネットオークションやショッピングのサイトさらにはブログや掲示板だって、テレビ用に機能や見た目が変わるかもしれません。
なにしろ相手は「家電の王様」。
家庭の中でパソコンよりもずっと存在感があって、誰もが身近に接してきた「魔法の箱」なのです。
一旦火が付けば、「パソコンでテレビを見る」より「テレビでネットを見る」方が、ものすごいスピードで広がるのは明らかでしょう。

あーあ、そうなるとテレビ番組の存在感はまたもや縮小ですね。
人気番組の視聴率30%台というテレビ黄金時代を知る放送作家としては、何とも言えない感覚です。
記事へトラックバック / コメント


#106 ドラクエ9には無線LANが必要!?

2009/01/06 01:26
あけましておめでとうございます。
2009年も、ある時は熱く真面目に、またあるときは面白おかしく、ブロードバンド光回線によるインターネットの面白さ、楽しみ方を提案してまいりますので、どうぞよろしくお願いします。

で、2009年最初の記事に何を書こうかいろいろ考えたんですが、やっぱりコレにしました。



そう、ドラクエシリーズの最新作「ドラゴンクエストIX 星空の守り人」です。
発売日が2009年3月28日と正式に発表されました。

まだ3ヶ月も先なのにAmazonなどでは早くも予約が始まるなど、ドラクエシリーズの人気は衰えていないようです。

ドラゴンクエストIX 星空の守り人

何を隠そう、僕は1986年に発売された「1」からリアルタイムでプレイしてきたドラクエファン。
ドラクエ生みの親である堀井雄二さんを自分が担当している番組にゲストで呼んでしまったこともあるほどです。
今ではゲームを年に1本買うか買わないかのライトユーザーですが、ドラクエだけは発売と同時に購入してやりこみます。

「9」の対応機種は携帯型のニンテンドーDS。
ゲームといえば据置機だった世代としては複雑な心境ですが(ちなみに「10」はWii向けに発売すると早くも発表されました)、発売からしばらくの間、電車の中などでプレイするユーザーが大量発生するかもしれませんね。

これまでのドラクエと一番違うのは、無線LAN環境を使ったマルチプレイができるという点。
DSワイヤレスプレイ対応で2〜4人で同時に遊べるなんてかなり楽しそうです。

そして、気になるのが公式サイトで発表されている「ニンテンドーWi-Fiコネクション対応予定」という記述。
ニンテンドーWi-Fiコネクションとは、無線LAN経由でインターネットに接続する機能のこと。
これを使ってどんなことができるのかは正式に発表されていませんが、もしこれでマルチプレイができたら、自宅にいながら世界中の「仲間」と一緒に「冒険」できるわけです。
楽しそう!

ニンテンドーWi-Fiコネクションにつなぐためには、当然、ブロードバンド接続環境が必須。
まだの人は今のうちに光ファイバーを導入しておいた方がよさそうです。BIGLOBEの光ファイバー入会特典は、無線LANルータが無料な上に、その設定まで無料でしてくれます。ドラクエ9までに無線LAN環境にしなくちゃ!

記事へトラックバック 2 / コメント 0


#105 映画館の逆襲

2008/12/26 09:29
2008年ももう終わりですが、みなさんは今年映画を何本観ましたか?
統計によると、日本人が1年間に映画館で観る映画は平均1.3本。
意外に少ないと思いませんか?

1本1800円は高いから、DVDになってからレンタルで観るよという人も多いでしょう。
さらに、ブロードバンドが普及して、ネット経由で好きなときに映画を観られる時代だ、なんてことを言う人もたくさんいます。
あ、僕もですね。
すみません。

ところが、2009年からはちょっと事情が変わりそうです。
ズバリ、映画館の逆襲です。

キーワードは「3D」。
映画館でしか体験できない、3D映画が続々と公開される予定になっています。

すでに公開されて話題になったのが『センター・オブ・ジ・アース 3D』
その他にも現在発表されているのは以下の作品です。

「アイス・エイジ3」
「アバター」(「タイタニック」のジェームズ・キャメロン監督)
「クリスマス・キャロル」
「トイ・ストーリー3D」
「ピラニア3D」
「マイ・ブラディー・バレンタイン3D」
「モンスターズVSエイリアンズ」
「アリス・イン・ワンダーランド」
「シュレック・ゴーズ・フォース」
「トイ・ストーリー2 3D」
「トイ・ストーリー3」

ドリームワークスは「今後作る作品は全て3Dにする」と発表していますし、ディズニーも現在制作している作品の半分が3D。
ジョージ・ルーカスは「スター・ウォーズ」の過去作品を3Dに変換しているところ。
「ハリー・ポッター」の次回作も3Dと、まさにハリウッドが総力を挙げて3D化に突き進んでいるのです。

イメージ的にはディズニーランドの「キャプテンEO」や「ミクロアドベンチャー」のような感じ。
特別なメガネをかけると、映像が飛び出して見えるというアレが、映画館で2時間たっぷり味わえるというわけです。

アメリカではこの3D映画の上映に対応した映画館が急増中。
日本でも対応館が増えるのは確実です。
そうなると、これらの作品を3Dで楽しめる空間は映画館のみ。
DVD化を待っても、自宅ではそれを堪能できません。

これまで、映画はスクリーンの大きさや音響の良さなどを売りにしてきたものの、自宅で観るDVDとはっきりした差別化ができていませんでした。
しかし、この3D化によって映画業界は、映画館という特別な場所でしか楽しめない、新しい「体験」を作り出そうとしているのです。

もちろん、自宅のテレビやネットでも映画を3Dで観られる技術は数年以内に実用化されるでしょう。
しかし、とりあえず2009年の段階で3Dを体験しようと思ったら映画館に足を運ぶしかありません。

これまであまり映画館に行かなかった層を取り込んで、映画業界は盛り上がることができるのか?
本当に面白い作品を見極めたい方は、僕も出演している「シネマスクランブルTV」をぜひご覧下さい。
(って、宣伝かよ!(笑))
記事へトラックバック / コメント


#104 ニコニコ動画よ、どこへいく?

2008/12/25 09:45
今や、日本発の動画サイトとして独自の進化を続けるニコニコ動画が大規模にリニューアル。
様々な機能が追加されました。
気になる機能をざっくりチェックしてみましょう。

まずは、「ニコニコ広場」。



一言で言うと、チャットですね。
これまで非同期の疑似チャットだったニコニコ動画にリアルタイムの同期コミュニケーションが加わったわけです。
不特定多数が同時にコミュニケーションするという意味では、なんだか2ちゃんねるっぽい気もしますが、これはこれで盛り上がりそうです。

続いては、「ユーザー生放送」。



これは、文字通りユーザーが生放送できる機能です。
パソコンにマイクとカメラがあれば誰でも動画配信できる簡単さがポイント。
見るに堪えない番組もたくさん出てきそうですが、使いようによって可能性は無限大。
そのうち、ここで記者発表するタレントさんとか、政策を訴える政治家なんかが出てきたら面白いですよね。

そして、公式動画とニコニコミュニティが合体した「ニコニコチャンネル」

今回の発表によると、コンテンツ提供会社が一気に121社に増加。
テレビ局やレコード会社、映画会社など、これまでネットを敵視していたコンテンツホルダーが参加しているのが興味深いところです。
ユーザーに課金する有料チャンネルの機能もあるようですから、ここに新たな収益のチャンスを求めるクリエイターやコンテンツホルダーが出てくるかもしれませんね。

その他にも様々な新機能が発表されていますが、その進化はYouTubeとは明らかに違う方向に向かっているようです。
どの機能がユーザーに受け入れられてブレイクするかは分かりません。
しかし、アメリカ発の金融危機の影響で多くの映像産業が守りに入りそうなこのタイミングであえて攻めに出たニコニコ動画。
そのチャレンジに拍手を送りつつ、僕らを楽しませてくれる「何か」の登場を期待したいと思います。
記事へトラックバック / コメント


#103 日本のお笑い番組はアメリカを笑わせられるか?

2008/12/22 10:29
もうすぐ年末年始。
いつもよりテレビを見る機会が多くなる方も多いんじゃないでしょうか。

ところで、日本のテレビ番組は世界に通用するんでしょうか?

テレビアニメはもはや世界各地でオンエアされていますよね。
ドラマがアジアや中東で人気だという話を聞いたことがあります。
日本人のアイドルがアジアでコンサートをやるくらいですから、歌番組もそこそこいけるかもしれません。

では、バラエティ番組はどうでしょう?
僕は、実は日本のバラエティ番組こそ世界でも有数のクオリティを持っているのではないかと考えています。

国民性や価値観に依存する「笑い」は、確かに普遍性を持つのが難しいジャンルかもしれません。
しかし、もし日本のテレビを作っているスタッフが本気で世界進出を考えて番組を作ったら、そこそこいい勝負ができるのではないかと思うのです。

そんな妄想が実現するかどうかを量る試金石のような試みが始まりました。

画像


こちらはニューズ・コーポレーションとNBCユニバーサルがYouTubeに対抗して立ち上げた、huluというアメリカの動画サイト。
多くのテレビ局や映画会社、スポーツ団体と契約を結んで、合法的に人気番組を配信して、話題を集めています。
そんなhuluで、なんと日本のバラエティ番組が(字幕付きで)公式配信されているのです。

現在のラインナップは「進め!電波少年」と「ガキの使いやあらへんで」。

画像


画像


日本テレビが吉本興業、電通とタッグを組んで、今後も過去の番組を配信していく予定だとか。
視聴は無料で、テレビと同じようにスポンサー広告を収益源にするビジネスモデルです。

日本からのアクセスでは見ることはできないようになっているのが残念ですが、ぜひ頑張って成功して欲しいものです。

余談ですが、「24」「LOST」など最近のアメリカのドラマは、世界中で放送して回収することを前提としているので、ハリウッド映画並みの予算で豪華な番組が作れるんだそうです。
もし、同じ方程式で、バラエティ番組に何億円も制作費をつぎ込めたら、いったいどんな企画が作れるんでしょうか。
難しいと分かっていても、ちょっと妄想がふくらんでしまいますね。
記事へトラックバック / コメント


#102 BRUTUSよ、おまえもYouTubeか

2008/12/12 20:28
今、書店に並んでいる雑誌BRUTUSの表紙を見て驚いたり、ニンマリした方も多いのではないでしょうか。
なんと、表紙に大きくYouTubeのロゴ。
数十ページにわたってYouTubeの特集が組まれています。

BRUTUS (ブルータス) 2008年 12/15号 [雑誌]

内容は、YouTubeの使い方から識者によるYouTube概論、文化人が選んだお気に入り映像、さらにはYouTubeのオフィス訪問まで盛りだくさん。
ご丁寧に「YouTube純正ステッカー」というオマケまで付いています。
日頃からネットを徘徊してオモシロ動画を物色している僕にとっては、かなり使えるネタ本です。
まあ、そんなオモシロ動画は機会があればまたおいおいご紹介するとして、今回はこの特集を読みながら考えた考察を。

先日、このブログに「雑誌は死んだのか?」という記事で書いたように、今、雑誌業界は空前の不景気。
大手出版社の有名雑誌でも休刊・廃刊が続いています。
アメリカに始まった金融危機の影響による企業の広告費削減はこれから本格化しますから、広告を主な収入源にしている雑誌はこれからますます厳しくなることが予想されます。

その上、パイの小さくなった広告費の一部は既存メディア(テレビ・ラジオ・新聞・雑誌)からネットに流れているのが現状。
いわば、BRUTUSは自分のビジネスのライバルであるYouTubeを大宣伝しているようなものです。
これが敗れゆくメディアの断末魔の叫びなのか、それとも、どんな苦境にあっても読者が求めているものを提供すべしという編集者の矜恃なのか、僕には分かりません。
しかし、この特集を読みながら、雑誌の価値を再確認したのも事実です。

今や世界中のあらゆる情報がネットに流れているといっても過言ではありません。
よく言われるようにそれらの情報の価値は玉石混淆。
検索サイトは便利ですが、あまりに膨大な情報量に溺れて、自分が求める情報にたどり着けないことすらよくあります。

そこで、雑誌など既存メディアに求めるのが「目利き」「フィルター」の機能です。
膨大な情報の海の中からノイズを除去して、本当に価値のある情報だけを提示してくれれば、その時間と手間の節約に多少のお金を払ってもいいなと思います。

もう1つは、自分では決して検索しないであろうキーワードで見つけた情報を提示してくれるなどの「レコメンド」機能。
自分からは決して見つけられない、しかし自分にとって面白い情報は、もしかしたら無数にあるのかもしれません。
そんな「サプライズ」には価値があるのではないでしょうか。

事実、今回のBRUTUSを読まなかったら生涯出会わなかったであろう動画といくつも出会えて、僕は雑誌代590円の元は取れたように感じました。

と、ここまで書いてきて、ふと思ってしまいました。
満足いく精度の「目利き」も「レコメンド」も、そのうちネット上で実現しちゃうかもな、と。
しかも、そう遠くない時代に。

ああ、やっぱり雑誌は死んでしまうのでしょうか。
記事へトラックバック / コメント


#101 NHKオンデマンドをチェックしてみた

2008/12/08 10:04
12月1日、ついにNHKオンデマンドのサービスがスタートしました。

画像


これは、NHKで放送された番組をインターネットやテレビでいつでも視聴できるサービス。
ブロードバンド回線があれば、パソコンでも見ることができます。

番組のラインナップは大きく分けて2系統。
1つは、1週間前までさかのぼって人気番組を配信する「見逃し番組」。

画像


連続テレビ小説から「プロフェッショナル 仕事の流儀」「今日の料理」「爆笑オンエアバトル」まで、バラエティに富んだ番組が用意されています。

もう1つは、過去に放送された番組の中から反響の大きかったものを厳選した「特選ライブラリー」。

画像


「NHKスペシャル」や「大河ドラマ」といったNHKの看板番組が中心ですが、なんといってもすごいのは、1955年からのアーカイブが用意されていること。
例えば、1964〜69年に放送された人形劇「ひょっこりひょうたん島」や1980〜81年の「NHK特集 シルクロード」、1983年の連続テレビ小説「おしん」といった名作がずらりと並んでいます。

ちなみに、僕がチェックした時に表示されていた人気ランキングベスト10は、以下の通り。

第1位「ステージ101」
第2位「Nスペ 地球大進化 46億年」
第3位「連続テレビ小説 おしん」
第4位「漢詩紀行」
第5位「Nスペ 映像の世紀」
第6位「知るを楽しむ」
第7位「N特 ヒューマン」
第8位「関口知宏 鉄道の旅」
第9位「人形劇 新八犬伝」
第10位「Nスペ ドキュメント 太平洋戦争」

なかなか絶妙な並びです。

料金は単品で1本105円〜315円。
レンタルビデオの感覚ですね。
1ヶ月見放題のコースは1470円。
ケーブルテレビや衛星放送よりは安いでしょうか。
これまた絶妙な料金設定です。

個人的には今のところ見送りですが、もうちょっとラインナップが充実して、どうしても見たい番組が出てきたら単品で見るかもしれませんね。

はたしてNHKオンデマンドは成功するのか?
それを一番気にしているのは、放送外収入が喉から手が出るほど欲しい民放の関係者かもしれません。

記事へトラックバック / コメント


#100 初心者のためのIKZO名曲選

2008/12/01 09:57
前回、IKZOブームについて書いたら、偶然にも数日後の新聞にこの現象について書いた記事が出ていました。
ここ最近、テレビで紹介されたこともあったようで、僕も含めて出遅れたマスメディアの人たちがやっとブームに気づいたようです。

先日、ある番組の会議でIKZOさんをゲストに提案したのですが、その会議の出席者でIKZOブームを知っていた人はゼロ。
ニコニコ動画では今年の春からかなり盛り上がり、人気動画は数十万回も再生されていたというのにです。
新しモノ好き、流行もの好きが揃っているはずの番組スタッフでさえ、このありさま。
趣味嗜好の細分化とは言われますが、僕個人としてはこんなに楽しい祭りに乗り遅れたのが悔しくてなりません。

あまりに悔しいので、検索しまくって、IKZOの名曲をリストアップしてみました。
僕と同じく乗り遅れたみなさん、この名曲集でぜひお楽しみ下さい。
これだけの笑いと感動を与えてくれたクリエイターの才能に拍手です!

【吉幾三】崖の上のIKZO

国民的大ヒット曲にドンピシャでハマってます!

吉幾三×サザエさんED 修正版

歌の後の予告編まで気が抜けません。

【BOYS TOWN GANG】世界でいちばんダサい君の瞳に子牛てる【吉幾三】

懐かしの名曲が…あぁ。

【吉幾三】ラヅオスダーの悲劇【The Buggles】

ラヅオもねぇ!

【吉幾三】 槇原 敬之  『 じいさんと もう恋なんてしない 』

ああ、あの名曲が絶妙の合いの手で爆笑ソングに。

【IKZO】つっぱりHIGH SCHOOLロックンロール(農耕編)【横浜銀蠅】

完璧な一体化です。

【さだまさし×IKZO】俺ら関白宣言するだ

ボケとツッコミが成立しています。

MCハマーも東京さ行ぐだ

曲だけでなく、衣装と動きまでスンクロしてます。

【吉幾三】ズームイン!! IKZO!

まさか、こんな曲まで…。

【吉幾三】 ゴーストバスターズ VS IKZOバスターズ

イントロが最高ですね。

俺らテグノポルスさ行ぐだ

まさか、こう来るとは…。

俺らヤマダ電機さ行ぐだ

テレビも、ラジオも「ある」んです。
記事へトラックバック / コメント


#99 IKZOブームって何だ?

2008/11/28 09:23
知ってる人はとっくに知ってるIKZOブーム。
ご存じない方のために、まずは分かりやすい作品をご紹介しましょう。

【吉幾三】 鉄腕IKUZO 【鉄腕アトム vs IKUZO】
(お急ぎの方は0:42あたりからご覧下さい)


ねっ、面白いですよね?
要するに吉幾三の「俺ら東京さ行ぐだ」と他の楽曲をミックスした楽曲がニコニコ動画を中心に盛り上がっているんです。

代表的な作品をいくつかご紹介しましょう。

Perfumeの「ポリリズム」とのミックス
ポリ幾三

よりによってPerfumeと組み合わせますか…(笑)。

宇多田ヒカルの「Traveling」とのミックス
おらTravelingさ行ぐだ

意外にもシンクロ率高し!

TM NETWORK「Get Wild」とのミックス
俺らゲットワイルだ'89 / IKUZO+TM NETWORK

ある意味で旬な小室哲哉にひっかけたコメントが笑えます。

J-POPだけじゃありませんよ。
吉幾三フィルハーモニー交響楽団

なんとクラシックともばっちりハマってます。

さらにはなんと「ドラクエ」とまで。
幾三クエスト5 〜農村の花嫁〜

かなり強引なシンクロに笑います。

こんな感じで作品が続々投稿され、「農ミュージック、農ライフ」「 スンクロ率441.93%」といった独自の流行語まで生まれています。
そして、ついには本人まで降臨!





着うたや着ボイスなどのコンテンツまで制作されています。

オリジナルの「俺ら東京さ行ぐだ」は1985年のリリース。
コミカルな歌詞が注目されがちですが、Wikipediaの記述によれば日本におけるラップの先がけだという解釈もあるほど斬新な楽曲です。

放送作家的な発想で柳の下のドジョウを仕掛けるとすれば、山田邦子の「邦子のかわい子ぶりっ子(バスガイド篇)」でしょうか。


この曲のリリースは何と1981年。
吉幾三より4年も早い、これこそ日本人ラップのパイオニアだと思うのですが(笑)。
記事へトラックバック 0 / コメント 1


#98 小沢一郎さん、下着がふんどしだというのは本当ですか?

2008/11/25 11:41
前回、麻生首相のネット動画について書いたので、今回は民主党・小沢代表のネット戦略について書こうと思います。

民主党も自民党と同じくYouTubeニコニコ動画に公式チャンネルを作って様々な動画を配信中。
そのほとんどは菅さんや鳩山さんの定例記者会見で、正直言って退屈なんですが、その中に「史上初!1万人ネット会見」という動画がアップされています。

これはニコニコ動画が実施した生放送のアーカイブ。
7万人のネットユーザーから回答が寄せられた事前アンケートや会場の参加者からの質問に小沢代表が答えるという企画です。
「小沢代表に聞いてみたいこと」で一番多かった質問が「下着がふんどしだというのは本当か」だというあたりが、非常にネットっぽい感じ。
新聞やテレビの記者は絶対に聞きませんよねぇ。
これをバカバカしいととらえる人もいるかもしれませんが、「ふんどし」について真摯に答える小沢さんに好感を抱くネットユーザーも多いのではないでしょうか。









テレビではあり得ない、合計1時間にわたるインタビュー。
パソコンのモニターまで数十センチの距離で見るネット動画は、テレビとは異なる感覚を与えるようにも感じます。

アメリカや韓国ではネットから起こった世論の盛り上がりが選挙に影響を与えたという報道を見聞きしますが、日本では公職選挙法の規制でネットを利用した選挙運動が活発には行われてきませんでした。
しかし、そんな規制は時代遅れ。
少なくとも一般ユーザーがネットで自由に議論することが投票行動につながっていくのは否定できない現実です。

遅くても数ヶ月以内に行われる解散総選挙。
これだけ普及したブロードバンドがどのように世論に影響を与えていくのか、僕自身も楽しみにしています。
記事へトラックバック 1 / コメント 0


#97 YouTube大統領、アキバ首相

2008/11/18 19:17
アメリカ大統領選、盛り上がってましたねぇ。
ブロードバンドの魅力を語るこのブログ的な注目点は、バラク・オバマ次期大統領の陣営が選挙期間中に配信したYouTube動画が1800本もあったということ。
のべ視聴回数はなんと1億1000万回!
早くも「YouTube大統領」というニックネームがついているそうです。

ネットの影響力をよく知るだけに、当選するやいなや、正式な就任を待たず「CHANGE.GOV」という公式サイトを立ち上げて、情報発信しています。

画像


歴代大統領が伝統的に行ってきた国民向けラジオ演説もYouTubeで同時配信するとのこと。
さすがは「YouTube大統領」です。



ならば、我が国の「アキバ首相」はどんなネット対応をしているのかと調べてみたら、ニコニコ動画の麻生自民党チャンネルにこんな動画を発見しました。



びっくりですねぇ。
どこかの2ちゃんねらーの投稿ビデオではありません。
れっきとした自民党広報による動画です。

実は、この動画はニコニコ動画に投稿された「麻生総裁の写真集などを販売して欲しい」というユーザーの投稿ビデオに対する返信。
元動画はこちらです。



返信動画には自民党広報からのこんな投稿者コメントもついています。

  自民党広報です。
  いつも応援ありがとうございます!
  みなさまからコメントなどで麻生カレンダー&グッズなどご要望をいただいており、
  なにかお返事をする方法は・・と思い「お知らせ動画」を作ってみました。

  今後もみなさんにお知らせしたいことなどがある場合、
  このようにUPしていきたいと思ってます。
  これからも麻生自民党チャンネルをよろしくお願いします。

さすが「アキバ首相」ですねぇ。
党内にこんな動画制作スタッフを抱えている総理大臣なんていまだかつていなかったんじゃないでしょうか。
と思いつつ、一方で、「これ、要望と回答の両方とも自分で作った自作自演だったらすごいな」なんて考えてしまう僕はひねくれ者でしょうか。

オバマさんにしても麻生さんにしても、政治家のネット進出はものすごい勢いで増えています。
これはもちろんブロードバンドが普及して動画を含めたネット視聴者が増えていることが背景にあるでしょう。
さらに、既存のメディアでは編集されて自分の意図と違う形でメッセージが伝わる可能性があるのに対して、ネットならその心配がないという理由が考えられます。
自分の言いたいことを直接全世界に伝えられるインターネットは政治家にぴったりのメディアなのかもしれません。

しかし、メッセージがダイレクトに伝わるだけに、万一「問題発言」があったときに言い訳が効かないのもネットの怖いところ。
ネット発の問題発言スキャンダルが出るのも時間の問題だと思います。

あ、ライバル民主党のネット動画についても書こうと思っていたのですが、ちょっと長くなりすぎました。
それはまた次回にでも。
記事へトラックバック / コメント


#96 Googleで無料テレビ電話!

2008/11/13 13:19
11月11日、Googleがビデオチャット機能をリリースしました。
その名もGmail ボイス&ビデオチャット

名前の通り、Gmailへの追加機能で、専用の無料プラグインをインストールするだけ。
Gmailの「チャット」セクションからカメラアイコンが表示されている相手を選ぶだけで、テレビ電話ができます。

画像


さっそく使ってみようと思ってプラグインをインストールしたのですが、残念なことに話せる相手が誰もいません(笑)。
というわけで、YouTubeにアップされていた公式動画でなんとなくのイメージをご覧下さい。



英語ですが、だいたいのイメージはお分かりいただけると思います。

インターネットを利用したテレビ電話といえばskypeが有名ですが、Gmailを利用しているユーザーの多さを考えると、これで一気にブレイクする可能性があります。
もちろん、「テレビ」を使わないただの「電話」も無料なのを忘れてはいけません。
ビジネスアワーに間違いなくパソコンの前に座っている人と連絡を取るには、非常に有効なツールなのではないでしょうか。
まさにブロードバンドならではのサービスです。

さらに飛躍すると、Googleが開発している携帯電話用のプラットフォームAndroidと連携を想像してしまいます。
携帯電話同士の通話は国内はもちろん、国際電話も全部無料。
なんたら割引に加入する必要はなくなりますよね。
もはや、通話料収入に依存する携帯電話のビジネスモデルは崩壊です。

もちろん、Googleだって慈善事業ではありませんから、どこかで収入を得なければなりませんが、少なくとも今僕たちが支払っている携帯電話の料金とは違う形になるのではないでしょうか。
それが実現する時期は、意外と遠くないかもしれません。
記事へトラックバック / コメント


#95 手塚治虫のアニメ無料配信へ

2008/11/05 11:19
今や世界中で評価の高い日本のマンガやアニメですが、その基礎を築いた人物といえば、多くの人が手塚治虫の名前を挙げると思います。
その手塚治虫の生誕80周年にあたる今月3日、公式サイト「TezukaOsamu.net」がオープン。
マンガやアニメ作品の無料配信を始めました。

画像


代表作の「鉄腕アトム」や「ブラック・ジャック」をはじめ、「ジャングル大帝」「リボンの騎士」「火の鳥」など、2000年以前に制作されたすべての作品が対象。
その数はマンガ700タイトル、アニメ100タイトルというから驚きです。

画像


画像


現在、配信されているのはマンガが冒頭の1〜2話、アニメは冒頭の8〜15分と作品の一部ですが、今後3年以内に全作品の全編をネットで無料視聴できるようにする計画だとか。
さらに、視聴者が動画をコピーしてブログに張り付けたり、他の動画サイトに投稿するのも認める方針だそうです。

どうしたんでしょうか、この太っ腹は?
一ユーザーとしては無料で手塚作品を楽しめるのは嬉しいことですが、ちょっと心配になってしまいます。

日経新聞の記事によると、「ネット配信で海外での作品の知名度を上げ、キャラクター商品など周辺事業で稼ぐビジネスモデルに転換する」という分析ですが、これはかなり画期的な方針転換です。
日本のエンタテイメントを代表する第一人者の決断だけに、他の作り手に影響を及ぼす可能性も考えられます。

つい数年前まで「コンサートをプロモーションにしてCD販売で稼ぐ」のを王道と考えていた音楽業界が「CDや音源配信でアーティストの知名度を上げてコンサートで稼ぐ」という方向に転換しつつあるように、ブロードバンドの普及はエンタテイメント産業の構造を変えつつあります。

ネットで見たり聴いたりできるコンテンツは無料(または安価)でばらまいて、リアルの「経験」や「モノ」を売って回収する。
手塚プロの試みは、そんなエンタテイメント産業の新時代を占う試金石になるかもしれません。
記事へトラックバック / コメント


#94 日本人好みの音楽を作る法則

2008/10/31 09:58
突然ですが、問題です。

F△7→G7→Em7→Am

さて、これは何でしょう?
ピアノやギターなどの楽器をを少しでもかじったことのある方なら、これが音楽のコード進行だということはお分かりかもしれません。

それがどうしたって?

そりゃそうです。
特に音楽を聴いたり歌ったりするのするのは好きだけど、弾いたり作ったりするのには興味がないという人には単なるアルファベットの羅列にしか過ぎません。

しかし、もしこのコード進行が「日本人好みのヒット曲を作る魔法のような方程式」だとしたらいかがですか?
ちょっとは興味が出てきませんか?

例えば、みなさんもよくご存じの大ヒット曲を挙げてみましょう。

瞳をとじて [平井堅] (2004)
オリビアを聴きながら [杏里] (1978)
いとしのエリー [サザンオールスターズ] (1979)
悲しい色やね [上田正樹] (1982)
シーズンインザサン [TUBE] (1986)
世界でいちばん熱い夏 [プリンセス・プリンセス] (1989)
ロビンソン [スピッツ] (1995)
White Love [SPEED] (1997)
LOVEマシーン [モーニング娘。] (1999)
Everything [MISIA] (2000)
Fragile[Every Little Thing] (2001)
さくら[ケツメイシ] (2005)

これらの曲(のサビ)がすべて同じコード進行でできていると聞いたら、あなたは信じられますか?
信じられないという方は、ぜひこちらの動画をご覧下さい。

JPOPサウンドの核心部分が、実は1つのコード進行で出来ていた 前編


JPOPサウンドの核心部分が、実は1つのコード進行で出来ていた 後編


百聞は一見にしかずというか、百聞は一聴にしかずというか、とにかくすごい説得力です。
脱帽です、参りました。

個人的には、知る人ぞ知るフジテレビの名番組「音楽の正体」を見たとき以来の感動でした。

この動画を制作し、公開している音楽家の音極道さんが書いているように、こうした動画が合法的に公開できるようになったのは、ニコニコ動画がJASRACと提携したおかげ。
前回のエントリーで書いたように、YouTubeもJASRACと提携する方向のようですから、今後、こうした有意義な動画がますます増えるに違いありません。

というより、本当はテレビ屋がこういう企画をやらなきゃいけませんよねぇ。
いや、もしかしたらこの動画に刺激されたどこかの放送作家がすでに企画書を書いているかもしれません(笑)。
記事へトラックバック / コメント


#93 YouTubeで音楽使用OK!

2008/10/27 10:05
日本音楽著作権協会(JASRAC)が管理する楽曲について、YouTubeでの使用を認める方針を固めたそうです。

JASRACといえば、日本国内で流通する約700万曲の著作権を管理する団体。
これまで違法とされて削除されてきた動画もやっと堂々と楽しむことができるようになりますね。

例えば、ニコニコ動画で火がついてYouTubeにも多く転載されてきた「演奏してみた」系の動画。

「一人で情熱大陸とかセッションしてみた」


「今度は1人でルパンをやってみた」


太陽にほえろ(Electoneエレクトーン)


これらはほんの一部。
違法状態のまま何十万回も再生されてきた人気動画が合法になるわけです。
また、オリジナル楽曲の作者に著作権料が支払われるのもいいことですよね。

ただし、今回認められたのは、楽曲を「自ら演奏したり、歌ったりした」場合のみ。
CD音源をBGMにしたり、プロモーションビデオをそのままアップしたりするのは認められていません。
というのも、CDに収録された楽曲には作詞作曲者の著作権の他にレコード会社の原盤権などの隣接権があるから。
ここが難しいところです。

レコード会社の気持ちも分かりますが、ブロードバンドがここまで普及した今、そろそろ発想の転換が必要なのではないでしょうか。
テレビ局やラジオ局が包括契約によって著作権料を支払って音楽を自由に使えるのと同じようなシステムがインターネットでも可能なはずです。

ユーザーがネットで見聞きして気に入った曲のCDや着うたを買えるようにうまく誘導できれば、音楽業界もハッピー。
「聞く」から「買う」へのアクションの距離は、テレビやラジオよりネットの方がずっと近いと思うのですが…。
記事へトラックバック / コメント


続きを見る

トップへ

月別リンク

オモシロ総研「もっと光を!」/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる