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#94 日本人好みの音楽を作る法則

2008/10/31 09:58
突然ですが、問題です。

F△7→G7→Em7→Am

さて、これは何でしょう?
ピアノやギターなどの楽器をを少しでもかじったことのある方なら、これが音楽のコード進行だということはお分かりかもしれません。

それがどうしたって?

そりゃそうです。
特に音楽を聴いたり歌ったりするのするのは好きだけど、弾いたり作ったりするのには興味がないという人には単なるアルファベットの羅列にしか過ぎません。

しかし、もしこのコード進行が「日本人好みのヒット曲を作る魔法のような方程式」だとしたらいかがですか?
ちょっとは興味が出てきませんか?

例えば、みなさんもよくご存じの大ヒット曲を挙げてみましょう。

瞳をとじて [平井堅] (2004)
オリビアを聴きながら [杏里] (1978)
いとしのエリー [サザンオールスターズ] (1979)
悲しい色やね [上田正樹] (1982)
シーズンインザサン [TUBE] (1986)
世界でいちばん熱い夏 [プリンセス・プリンセス] (1989)
ロビンソン [スピッツ] (1995)
White Love [SPEED] (1997)
LOVEマシーン [モーニング娘。] (1999)
Everything [MISIA] (2000)
Fragile[Every Little Thing] (2001)
さくら[ケツメイシ] (2005)

これらの曲(のサビ)がすべて同じコード進行でできていると聞いたら、あなたは信じられますか?
信じられないという方は、ぜひこちらの動画をご覧下さい。

JPOPサウンドの核心部分が、実は1つのコード進行で出来ていた 前編


JPOPサウンドの核心部分が、実は1つのコード進行で出来ていた 後編


百聞は一見にしかずというか、百聞は一聴にしかずというか、とにかくすごい説得力です。
脱帽です、参りました。

個人的には、知る人ぞ知るフジテレビの名番組「音楽の正体」を見たとき以来の感動でした。

この動画を制作し、公開している音楽家の音極道さんが書いているように、こうした動画が合法的に公開できるようになったのは、ニコニコ動画がJASRACと提携したおかげ。
前回のエントリーで書いたように、YouTubeもJASRACと提携する方向のようですから、今後、こうした有意義な動画がますます増えるに違いありません。

というより、本当はテレビ屋がこういう企画をやらなきゃいけませんよねぇ。
いや、もしかしたらこの動画に刺激されたどこかの放送作家がすでに企画書を書いているかもしれません(笑)。
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#93 YouTubeで音楽使用OK!

2008/10/27 10:05
日本音楽著作権協会(JASRAC)が管理する楽曲について、YouTubeでの使用を認める方針を固めたそうです。

JASRACといえば、日本国内で流通する約700万曲の著作権を管理する団体。
これまで違法とされて削除されてきた動画もやっと堂々と楽しむことができるようになりますね。

例えば、ニコニコ動画で火がついてYouTubeにも多く転載されてきた「演奏してみた」系の動画。

「一人で情熱大陸とかセッションしてみた」


「今度は1人でルパンをやってみた」


太陽にほえろ(Electoneエレクトーン)


これらはほんの一部。
違法状態のまま何十万回も再生されてきた人気動画が合法になるわけです。
また、オリジナル楽曲の作者に著作権料が支払われるのもいいことですよね。

ただし、今回認められたのは、楽曲を「自ら演奏したり、歌ったりした」場合のみ。
CD音源をBGMにしたり、プロモーションビデオをそのままアップしたりするのは認められていません。
というのも、CDに収録された楽曲には作詞作曲者の著作権の他にレコード会社の原盤権などの隣接権があるから。
ここが難しいところです。

レコード会社の気持ちも分かりますが、ブロードバンドがここまで普及した今、そろそろ発想の転換が必要なのではないでしょうか。
テレビ局やラジオ局が包括契約によって著作権料を支払って音楽を自由に使えるのと同じようなシステムがインターネットでも可能なはずです。

ユーザーがネットで見聞きして気に入った曲のCDや着うたを買えるようにうまく誘導できれば、音楽業界もハッピー。
「聞く」から「買う」へのアクションの距離は、テレビやラジオよりネットの方がずっと近いと思うのですが…。
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#92 雑誌は死んだのか?

2008/10/24 09:54
問題です。
次に挙げる雑誌の共通点は何でしょう?

■週刊ヤングサンデー(小学館)
■PLAYBOY日本版(集英社)
■広告批評(マドラ出版)
■ビーイング(リクルート)
■Style(講談社)
■月刊現代(講談社)
■ロードショー(集英社)
■主婦の友(主婦の友社)

正解は、「今年休刊(または廃刊)が決まった雑誌」。

2008年、大手出版社の看板ともいえる雑誌を含む休刊ラッシュが続いています。
先日、某有名雑誌の編集をしている友人と話したのですが、彼も「雑誌はビジネスとして厳しくなっている」と嘆いていました。

そういえば、僕自身も雑誌を読む機会がめっきり減っています。
以前は週刊誌、月刊誌を含めて月に10冊以上は軽く読んでいたものですが、今では定期購読している雑誌ゼロ。
中吊りで気になる見出しを見つけたときも立ち読みで済ませ、あとは病院やヘアサロンの待ち時間に目を通すくらいになっています。

巷間よく言われるように、インターネットの影響は確かにあるでしょう。
以前は雑誌で得ていたはずの情報を、ネットならより早く、より詳しく手に入れられるからです。
週刊誌はもちろん、月刊誌のスピードでは満足できない自分がいます。

ターゲットを絞り込んだ広告媒体として有効だったはずの雑誌。
しかし、その価値は今やネットに取って代わられ、広告費もネットが雑誌を逆転したとか。
そうした現状を踏まえて、今さらながら雑誌のネット本格進出の動きが加速しています。

例えば、雑誌媒体でヒットの実績を持つプロ作家のコミックや小説、イラストを無料で配信する「ガンガンONLINE」(スクウェア・エニックス)。

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新創刊の雑誌とウェブサイトを同時に立ち上げた「EFiL」(扶桑社)。

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雑誌より先にウェブで最新情報を配信する「東京ウォーカー」(角川クロスメディア)。

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それぞれ、単行本化、通販、ウェブ広告に収入源を求めている点で、雑誌としてのビジネスモデルを根本から転換していると言っていいかもしれません。

いつもならこの辺で「魅力的なコンテンツがインターネットで楽しめるのはユーザーとして大歓迎!」とまとめるところなのですが、これらのサイトを見る限り、素直にそう思えません。
まだ自分でもうまく消化できていないのですが、なんだかこれらのサイトは雑誌の良さを生かし切れていないように感じるのです。
雑誌ではそれなりに魅力的だったコンテンツが、ネットに出てきたとたんにウェブでよく見るフツーのコンテンツになってしまっているような…。

確かにビジネスとしては雑誌のウェブ進出は「あり」なのでしょう。
しかし、雑誌には雑誌にしかできないコトがあるように思えてなりません。

それは一体何なのか?
久しぶりに本屋で雑誌をまとめ買いでもしてゆっくり考えてみようと思います。
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#91 アメリカのテレビはネット配信が当たり前?

2008/10/21 13:20
最近、日本でもテレビ番組をネット配信する動きが盛んになってきたのを受けて、こんな記事を書きました。

#85 ブロードバンドで「みなさまのNHK」?
#89 10月新ドラマをネットで見る!

やっと日本のテレビ局も重い腰を上げてネット配信に取り組み始めたのかと、ちょっと嬉しかったのですが、アメリカでは日本のかなり先を進んでいるようで、こんなニュースを見つけました。


米ユーチューブ、テレビ番組の全編配信を開始

米グーグル傘下で動画共有サイト最大手のユーチューブは10日、テレビ番組を全編配信する新サービスを始めたと発表した。第1弾として米CBSと協力、同社の人気ドラマなどを配信する。ユーチューブはこれまで、素人が撮影した短編ビデオを中心に配信していたが、テレビ番組配信の開始で新たな広告収入の獲得につなげる。

 人気SF「スター・トレック」など過去の人気番組の配信を始めた。番組開始前や番組の途中などに動画広告を表示して広告収入をメディア会社と分け合う。ユーチューブはCBS以外のメディア企業との協力も検討すると見られる。

 ニューズ・コーポレーションやNBCユニバーサルなどの米メディア大手は共同で動画配信サイトを立ち上げ、番組の全編配信を始めている。最大手のユーチューブの参入で、テレビ番組のネット配信に弾みがつきそうだ。


CBSといえば、米3大ネットワークの一翼。
記事にある「スター・トレック」の他に「ビバリーヒルズ高校白書」や「デクスター〜警察官は殺人鬼」などのヒット作品も配信されるそうですから、海外ドラマファンにはたまらないニュースです。

そこで、最近のアメリカのテレビ局はどんなネット対応をしているのか、米3大ネットワークのウェブサイトをチェックしてみました。

ABC
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CBS
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NBC
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正直言って驚きました。
一見して分かるように、各局とも動画配信を中心としたサイト作り。
人気ドラマも含めて「Full Episode」つまり「全編配信」の番組がずらりと並んでいます。
本家のサイトでここまでやっているのなら、YouTubeで全編配信するかどうかなんてあまり関係ないですよね。

残念ながら「再生はアメリカ合衆国国内からのアクセスに限る」ということで日本から見ることはできませんが、これは著作権とCMスポンサーの問題でしょう。
上記のニュースにあったYouTubeのスター・トレック」全編配信も日本からのアクセスでは見ることができませんでした。

日本のテレビ局が著作権うんぬんでもめている間に数歩先を行っているアメリカのテレビ局。
記事にあったように、ネット配信でもCMを入れることによって広告収入を得るのがビジネスモデルのようです。
技術的にCMスキップができないようにできるネット配信の方が、テレビの録画視聴より広告効果は高いかもしれません。

ここ最近、視聴率や広告収入の伸び悩みに苦しんでいる日本のテレビ局にとって、ネット配信は希望の光なのではないでしょうか。
背に腹は代えられないテレビ局がネットに進出してくるのは時間の問題。
むしろ、ネットを通じて優れた番組を世界にアピールするくらいの発想の転換が必要かもしれません。
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#90 ブロードバンドで写真をもっと楽しくする!

2008/10/20 15:36
最近、デジタル一眼レフのカメラを買いました。
デジカメのいいところは、失敗を恐れずにパシャパシャとシャッターを切れるところ。
フィルムの残り枚数を考えながらムダな写真を撮らないように気を使っていた昔とは大違いですよね。

もう1つのいいところは、撮った写真をネット経由で仲間と共有できるところ。
サークルの合宿とかグループ旅行の写真をPicasaとかmixiのフォトアルバムにアップして友人にメールでURLを伝えればみんながその写真を見られますよね。

これらの写真共有サービスは、あくまで写真を写真として楽しむものですが、最近、もっとブロードバンドにふさわしい形で写真をシェアできるサイトを発見しました。

ハイチーズ

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一言でいえば、「何枚かの写真をまとめて、ブログやメールでシェアする」サービスです。
百聞は一見にしかず。
このサイトにアップされている具体例をこのブログに貼ってみましょう。

まずはスライドショー。
(再生すると音が出ますのでご注意下さい)


撮った写真をデスクトップでスライドショーにするソフトはいくらでもありますが、それを簡単にブログに貼れるのが嬉しいですね。

続いては、ズームできる一覧アルバム。



さらに、回るアルバム。



クルクル回ってお目当ての写真を探すのに便利そうです。
写真だけでなく、YouTubeにアップした動画も同じインターフェイスで共有できます。



このサービスはまだα版で、新しいテンプレートもいろいろ開発中とのこと。
面白いテンプレートで写真をもっともっと楽しくしてくれることを期待しています。
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#89 10月新ドラマをネットで見る!

2008/10/14 10:40
10月といえば、テレビ業界は新番組の季節。
期首特番もそろそろ落ち着いて、新番組の放送が始まりつつあります。

この時期、番組会議で必ず話題に上るのが、新番組の視聴率。
特に1クール(3ヶ月)ごとにスタートする新ドラマ1回目の数字には注目が集まります。
というのも、連続ドラマの視聴者は第1話を見て、翌週以降も見るかどうかを決めるため。
第1話の数字が悪かったドラマがその後視聴率をアップさせるのは至難の業。
逆に言えば、テレビ局側としては何としても第1話をできるだけ多くの人に見てもらいたいわけです。

そこで持ち上がるのが「ネット配信」。
これまで出演者や脚本家などの権利問題でなかなかネット配信されなかったテレビドラマですが、背に腹は替えられない状況のテレビ局が徐々にではありますがドラマのネット配信に乗り出してきました。

特に頑張っているのが日本テレビ。
自社動画サイトの「第2日本テレビ」でドラマの配信に力を入れています。

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例えば、10月にスタートする加藤ローサ主演の新ドラマ「オー!マイガール!!」ではネットプレビューと称して第1話の冒頭5分間をそのままネット配信中。
さらに、スピンオフの関連動画を無料配信しています。

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また、温水洋一主演の「トンスラ」では、なんと放送終了後にドラマを全編無料で配信するという太っ腹な企画も行われています。

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おそらく、これは番組宣伝と同時に、後のDVD化を見越したプロモーションなのでしょう。
しかし、これまで一部の例外を除きネット配信に否定的だったテレビ局にとって、これはコペルニクス的発想の転換と言えるかもしれません。

不振が続くドラマ業界にとって、これが視聴率アップにつながるかどうかはまだ分かりませんが、僕たちブロードバンドユーザーにとっては嬉しい動きといえるかもしれません。
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