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zoom RSS #108 日本のドラマ、輸出テスト

<<   作成日時 : 2009/01/16 11:07   >>

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正月から続いた特番体制が終わり、1月スタートのドラマがぼちぼち始まりましたね。
みなさんは今クール、どのドラマを見ますか?

僕が気になっているのは山田太一さんが最後の連続ドラマと宣言している「ありふれた奇跡」(フジテレビ系)。
去年10月クールに放送された倉本聰・脚本の「風のガーデン」に続くフジテレビの大人向け重厚路線には好印象を持っています。

実は、この正月にWOWOWで「海外ドラマ60年史〜名犬ラッシーからCSIまで〜」という特番を担当したんですが、ここ数年、特に「24」以降の海外ドラマ人気ってすごいですよね。
映画顔負けの制作費をつぎ込んでいるだけあって、スケールは大きいし、脚本もよくできています。
世界中で放送されるのはもちろんのこと、レンタルやセルのDVDも人気です。

また、最近はだいぶ落ち着いてきたとはいえ、韓流ドラマ人気も記憶に新しいところ。
アメリカにしても韓国にしても、国策としてこうした映像作品を輸出するのに力を入れているのがよく分かります。

では、日本のドラマはどうなのか?
と思ったら、ちょっと興味深い試みを見つけました。



こちらは、今月13日からYouTubeで公式配信されているドラマ「恋のパラドラ」の予告編。
新しいポイントが3つあります。

1つは5が国語(英語・韓国語・中国語・スペイン語・ポルトガル語)の字幕が付いていること。
右下の「△」マークをクリックしてみて下さい。
そもそもYouTubeにこんな機能があることを知りませんでした。
ベータ版の自動翻訳機能も精度はまだまだですが、将来性を感じさせます。

もう1つは、このドラマを制作しているのが日本音楽事業者協会(音事協)であるということ。
音事協とは芸能プロダクションの業界団体。
これまでテレビドラマの二次利用に慎重だった芸能プロダクションが自らドラマ制作と海外配信に乗り出してきたというのは驚きです。

そして最後に、これが経済産業省の委託事業による実証実験だということ。
日本のドラマが海外でどのくらいウケるか検証してビジネスモデルを探る狙いだそうです。

「実験」ですから、大物俳優が出ているわけでもなく、内容もそれなりですが、国策としての野心が感じられます。
金融危機で自動車や家電製品の輸出が厳しい中、日本の映像作品は輸出品としてどこまで支持されるのか?
ぜひ頑張ってもらいたいところです。

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