オモシロ総研「もっと光を!」

アクセスカウンタ

zoom RSS #92 雑誌は死んだのか?

<<   作成日時 : 2008/10/24 09:54   >>

トラックバック 0 / コメント 0

問題です。
次に挙げる雑誌の共通点は何でしょう?

■週刊ヤングサンデー(小学館)
■PLAYBOY日本版(集英社)
■広告批評(マドラ出版)
■ビーイング(リクルート)
■Style(講談社)
■月刊現代(講談社)
■ロードショー(集英社)
■主婦の友(主婦の友社)

正解は、「今年休刊(または廃刊)が決まった雑誌」。

2008年、大手出版社の看板ともいえる雑誌を含む休刊ラッシュが続いています。
先日、某有名雑誌の編集をしている友人と話したのですが、彼も「雑誌はビジネスとして厳しくなっている」と嘆いていました。

そういえば、僕自身も雑誌を読む機会がめっきり減っています。
以前は週刊誌、月刊誌を含めて月に10冊以上は軽く読んでいたものですが、今では定期購読している雑誌ゼロ。
中吊りで気になる見出しを見つけたときも立ち読みで済ませ、あとは病院やヘアサロンの待ち時間に目を通すくらいになっています。

巷間よく言われるように、インターネットの影響は確かにあるでしょう。
以前は雑誌で得ていたはずの情報を、ネットならより早く、より詳しく手に入れられるからです。
週刊誌はもちろん、月刊誌のスピードでは満足できない自分がいます。

ターゲットを絞り込んだ広告媒体として有効だったはずの雑誌。
しかし、その価値は今やネットに取って代わられ、広告費もネットが雑誌を逆転したとか。
そうした現状を踏まえて、今さらながら雑誌のネット本格進出の動きが加速しています。

例えば、雑誌媒体でヒットの実績を持つプロ作家のコミックや小説、イラストを無料で配信する「ガンガンONLINE」(スクウェア・エニックス)。

画像


新創刊の雑誌とウェブサイトを同時に立ち上げた「EFiL」(扶桑社)。

画像


雑誌より先にウェブで最新情報を配信する「東京ウォーカー」(角川クロスメディア)。

画像


それぞれ、単行本化、通販、ウェブ広告に収入源を求めている点で、雑誌としてのビジネスモデルを根本から転換していると言っていいかもしれません。

いつもならこの辺で「魅力的なコンテンツがインターネットで楽しめるのはユーザーとして大歓迎!」とまとめるところなのですが、これらのサイトを見る限り、素直にそう思えません。
まだ自分でもうまく消化できていないのですが、なんだかこれらのサイトは雑誌の良さを生かし切れていないように感じるのです。
雑誌ではそれなりに魅力的だったコンテンツが、ネットに出てきたとたんにウェブでよく見るフツーのコンテンツになってしまっているような…。

確かにビジネスとしては雑誌のウェブ進出は「あり」なのでしょう。
しかし、雑誌には雑誌にしかできないコトがあるように思えてなりません。

それは一体何なのか?
久しぶりに本屋で雑誌をまとめ買いでもしてゆっくり考えてみようと思います。

月別リンク

#92 雑誌は死んだのか? オモシロ総研「もっと光を!」/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる